始まりという名の終わり

魔龍 銀が同名だけど同じ名前の主人公を困らせるサイト…の、はず? 最近は恭也を困らせてるなぁ……(ちょっw

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魔法騎士高町恭也~リリカル~ 第九話-1


目を閉じていた少女は、瞳を開けた。

赤い髪の毛をおさげにしたその少女は、電車の中に居る間にうっかりと寝てしまったらしい。

少女の名は光、獅堂 光。 かつて、高町恭也と共に異世界を巡った少女の一人だ。

少女は辺りを見回す、どうやら駅に着いたらしい。 見てみると、その駅の名前は――――



「あ、あぁぁぁ!?」



海鳴駅だった、彼女の目的地は海鳴――――つまり、ここである。

慌てて席を立ち急いでドアを出ようとしたが――――

プシュー

無情にもドアは閉まった。



「ああああ……」



がっくりとうなだれる。

とはいえ、一駅程度の差なので対した距離ではない。

すぐに次の駅で降り折り返しの電車に乗った。

空には朱色の光が立ち込めていた。



「つ、着いた」



彼女の実家からかなりの時間をかけて辿り着いたこの場所は、彼女にとっては本当の兄達とは別の、兄的存在がいる場所である。

彼女の最も大切な友人の一人である、兄的存在……高町恭也の。

彼女は、この海鳴という土地が大好きだった。 そこに住む人達は温かく優しい、空気も綺麗だし、海も見え、山もある。



「う、う~ん!」



大きく伸びをすると、体の節々がほぐれる。 動いたとはいえ、やはりほぐれきってなかったらしい。



(確か、恭也さんの話によるともう話はついているんだったな)



高町家の一家には、既に光がここに来ることは話してあった、と、恭也は言っていた。

――――しかし、光自身も忘れていることがあった。



「とりあえず、恭也さんのところへ行ってみよう!」



元気良くそう宣言すると、光は恭也の家の方角へと向かった。













「すいませ~ん!」



恭也の家に着いた光は、インターホンを鳴らした。

ドタドタと中から物音がした。

――――現れたのは、緑の髪の少女と青い髪の少女。

二人は、玄関先に何時ものように現れた。



「ちょぉ、おさる、邪魔や!!」

「うるせぇ! てめぇこそ、邪魔だ緑がめ!!」



そう罵り合って現れたのは、高町家の居候、というよりも妹的存在の、城島晶とフォン・レンフェンだった。

その様子に、光は指を一本立てて、少しだけ怒る。



「駄目じゃないか二人とも! 喧嘩はだめだぞ!」

「ああ、すいません、光さん……って、ええ!? 光さん、もう来られたんですか?!」

「ああ、すいません、光さん……って、ええ!? 光さん、もう来たんですか!?」



息ぴったりでハモル二人の様子に思わず苦笑する。

この二人、普段はいがみ合っているが、息はぴったりだし同じように行動できたりする。 つまり、喧嘩するほど仲がいいの典型例なのだ。

まぁ、その喧嘩がなかなか派手になるのでいつもなのはに叱られているのだが。



(なのはちゃん……かぁ……)



なのはは、何故か余り光には懐かない。

なんと言うか、光を思いっきり警戒しているのだ。

なのは自身は、光のことは嫌いでは無いといっていたが……そのせいで、一時期かなり落ち込んだ。

まぁ、それはともかく。



「恭也兄様、いないのか?」

「師匠ですか? 師匠は出かけてますよ?」

「なんでも、散歩してくるゆーてましたよ? 考え事があるゆーて、狐と一緒に公園の方へと行きました」

(考え事……多分、巻き込まれている件だな)



光は直ぐにその考えに達する、今回の一件はどうも一筋縄ではないらしいと聞いている。

光は恭也を尊敬している。 強いしカッコイイし、優しいし自分の知らない知識を持っているし、頼りがいがある上に、自分の信念を守り通すことをけして曲げない。

その恭也が、難関だと、自分の助けがいると言いここに呼んだのだ。 それは つまり今回の一件が自分達がセフィーロに呼ばれたときと同じくらいの難易度である可能性が高いということ。

そこまで考え、光は居てもたっても居られなくなってきた。

くるりと背を向けると、光は一言謝ってから恭也の居るであろう公園へと向かうと告げ二人と別れた。
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  1. 2007/06/26(火) 19:38:12|
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  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:1
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コメント

全員が集まるのはいつだろ・・・?

魔法騎士高町恭也22話ー1読ませてもらいました、今回は光サイドの話ですねとっても面白かったです。
それでわ次回作も期待しています。
  1. 2007/06/27(水) 07:40:36 |
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  3. クローバーハート #-
  4. [ 編集]

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魔龍 銀

Author:魔龍 銀
とりあえずいつもボコられている。
けどすぐに復活する、流れのSS作家(笑)
カードゲームとか大好き。
同じ名前の主人公が居るけど作者とは別人。

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