始まりという名の終わり

魔龍 銀が同名だけど同じ名前の主人公を困らせるサイト…の、はず? 最近は恭也を困らせてるなぁ……(ちょっw

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魔法騎士高町恭也~リリカル~ 第七話-4


支配開始――――

その単語が囁かれた時、辺り一体に漆黒の闇が広がった。



「ツェアッ!!!」



一意専心! 放たれた刺突の一撃は闇に阻まれた。

くっ……どうやら、前のはやての時と似たようなものらしい。

――――いや、違う。

前のものとは桁の違う魔力が込められている、破壊できないことは無いだろうが、最も確実に破れるであろう‘あの’魔法は強力すぎてフェイトも巻き込みかねない。



「どうする……?」



強大なその障壁を前に、俺は立ち往生してしまった。

それがいけなかった――――どうも、冷静に考え事をする暇も時間も無いらしい。



「チィッ!!」



追いついてきた雷の砲弾が、先程までとは違い、一気に俺に襲い掛かる十字四方を囲まれ放たれた魔法に隙は無い。

俺は、自らの体に魔力を纏わせ魔法を発動させる。



「守りの――――風!!」



ズドドドドドドドッ!! と、連続で雷撃が風を破壊せんと破裂する。

しかし、強固な風の守りはその力を揺るがせもしなかった。

しばし、雷の着弾する音が続くがそれもやがて止む。

だが――――



「待たせたわね……」



その時には完全に闇は晴れ、少女は笑みを浮かべていた。

その笑みは――――邪悪に満ちていた。













闇の中に一人の少女が居た。

黒い衣服を纏ったその少女は両手の上に杖を漂わせていた。 その杖の上には、更に5つの宝玉が浮いていた。

ジュエルシードである。

ジュエルシードのうち、四つは既に漆黒に染まっている。

残り一つもまた半分が既に闇に染まっていた。

それは、意思無き力の塊であった。

少女は微笑む――――その笑みは邪悪に満ちて居た。



「コンプリート」



その言葉を皮ぎりに5つ目のジュエルシードは闇に染まった。

それはこの空間より尚暗き闇の色。



「ペンタクル展開」



そして、その五つのジュエルシードは少女の周りに逆五紡星を描いた。

描かれた闇の星は、バルディッシュを更に侵食する。

――――そして、バルディッシュの黄金の宝玉は闇色に染まった。

それが変化の皮ギリだった。 次いで、バルディッシュに闇が纏わり付きその形を変え、より鋭利に、より闇色に染まっていく。

刹那、ジュエルシードは全て闇に染め上げられたバルディッシュに吸収された。

そして――――バルディッシュが姿を現した。



「そうね、あなたに名を授けるのなら――――そう、フェイト=テスタロッサの悪夢にしてあなた自身の悪夢――――そして、全てに、高町恭也にすら悪夢を与える存在、バルディッシュ・ナイトメア」

[Yes.Sir]













フォルムの変わった杖――――バルディッシュとやらを構えたフェイトの体を支配している少女はそれを俺に向けた。

――――それにしても、先程から嫌な予感が止まらない。

最初、あの少女から感じて居たものとは桁違いに違う警鐘、これは、ひどくまずい。

そして、奇しくもその予感は的中した。



「バルディッシュ・ナイトメア」

[Yes,Sir]



空中に高らかに上げられた杖に魔力が灯る。

その展開速度から、俺は回避行動すら間に合うのが怪しいことに気付いた。



「アルカス・クルタス・エイギアス。 疾風なりし天神、今導きのもと撃ちかかれ。バルエル・ザルエル・ブラウゼル」



朗々と歌われるのは力ある言葉。 魔力の波動は全てを押しつぶさんと俺に迫るかのようだった。

俺は、直感的にそれがまともに受け止めることが得策ではないものと理解した。

――――まずい、早く移動をしないと。



「フォトンランサー・ファランクスシフト。 GO!」



振るわれた腕は迷うことなく俺へと向けられた。

刹那、膨大な量の雷の槍が俺へと向かってくる。



「くっ……!」



一点正射だが、その速度、その動きは俺の予想を遥かに上回っている! これは、回避できないか……!?

そう判断すると、俺は切り札の一つを彼女の前で切る。



ドックン……



心臓の音が通常よりも俺の耳に響く。

視界はモノクロに染まり、彼女の攻撃を回避しようと――――

そこで気付く、俺の居る辺りから下の方にはなのは達が居る! くそっ! 回避することは不可能か!!

ならば――――打ち落とす……!



「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」



放たれた1000発以上ある雷の槍を寸分違わず打ち落とす!

何発かは体に当たるが、今は気にしている時ではない!

無尽蔵かと思われるほどの、大量の攻撃を受けるが、それもやがて尽きる。

攻撃を迎撃した影響か、辺りには煙が立ち込めていた。



「はぁ……はぁ……はぁ……!」



必死に息をし、呼吸を整えるがそれでも追いつかない。

ともかく、位置を変えなくてはこのままでは俺の方が圧倒的に不利だ――――

そこまで考え気付く。

いつの間にか、体にはいくつもの光の縄のようなものが纏わりついていた。



「これ、は……!?」

「バインド魔法と呼ばれるものよ、あなたクラスならそんなに長時間は拘束できないけれど……」



そう言って、少女は笑った。

――――残酷な、笑みだった。



「これを撃つまでの時間稼ぎにはなるわ。 バルディッシュ、カートリッジロード」

[Yes,Sir]



その言葉と共に、ガシュンガシュンという音がする。

カートリッジ……だと?



「ベルカ式と呼ばれる魔法よ、このカートリッジ一発にはAAAランク以上の魔力が篭っているのよ? 私はこちらの方が使い慣れているから」



そう言ってバルディッシュは刃を展開する。

――――光の、強大な斬馬刀を



「この子がベースのおかげで、こんな強化になってしまったけど」

「くっ……おぉぉぉぉぉぉ!!!」



体を大きく振るい、バインド――――拘束魔法を解きにかかる!

くっ……これなら、もう少しで解ける……!



「――――まぁ、剣として使うわけではないから良いわ」



そう言って、強大な斬馬刀と化したバルディッシュを振るい、宣言する。



「見せてあげる、このフェイト=テスタロッサという少女の体と強化されたバルディッシュから放てる最大の一撃を!」



魔力が灯る。

――――その強大な魔力は、辺りを焼きつくさんとしていた。

間に合わない――――!?



「食らいなさい!
雷光一閃ッ!
ブラズマザンバーブレイカー!!!」




放たれた強力な雷は、俺を飲み込まんと迫ってきた―――ー
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  1. 2007/06/23(土) 21:43:09|
  2. 魔法騎士高町恭也~リリカル~
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  1. 2007/06/24(日) 15:54:59 |
  2. |
  3. #
  4. [ 編集]

恭也が!!

魔法騎士高町恭也20話読みました、フェイト?のデバイスがベルカ式も使えるようになってこれから恭也がどうなるのか楽しみです。
それでわ次回作も期待しています。
  1. 2007/06/24(日) 11:19:34 |
  2. URL |
  3. クローバーハート #-
  4. [ 編集]

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魔龍 銀

Author:魔龍 銀
とりあえずいつもボコられている。
けどすぐに復活する、流れのSS作家(笑)
カードゲームとか大好き。
同じ名前の主人公が居るけど作者とは別人。

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