始まりという名の終わり

魔龍 銀が同名だけど同じ名前の主人公を困らせるサイト…の、はず? 最近は恭也を困らせてるなぁ……(ちょっw

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

魔法騎士高町恭也~リリカル~ 第七話-2


空を見上げてみると、白い何かがかなりのスピードで落下してきていた。

俺は、その正体にすぐに行き着いた。

なぜならその近くには、桃色の棒状のものがあったからだ。

いや、そんなことではなく俺があの子を見間違えるはずが無かった!



「なのはッ!!」



俺は叫ぶが、ここからでは届くかどうかすらあやしい。

即座に体中に魔力を行き渡らせると、俺はモノクロの領域へと自らの身を飛び込ませた。



――――御神流 奥義之歩法 神速――――



この位置と距離では、神速を使わなければ、間に合わないだろう。

だからこその発動である。



「――――っ!!」



間一髪、地面と激突するまでになのはを受け止めることが出来た。

そのことを脳が理解した瞬間、神速は解けていた。

慌ててなのはを見てみると、そこそこの傷はある物の本格的に大きな傷はなさそうだ。

その事に安堵していると、次いで付近にユーノまで降って来る。

俺は、なのはを抱えながらも片手で風の魔法を唱えながらユーノをキャッチする。

ユーノは俺の手のひらには落ちず、風のクッションに纏われ次いで俺の手に落ちた。



「ふぅ……」



ユーノの方も様子を見た限り、多少衰弱しているがその程度のようだ。

二人の安否を確かめた俺は今度は空を見上げた。



「むっ……? あれは、まさか……!?」



俺は、抱えていたなのはを地面に横たえ、同じように意識を失っているユーノをなのはの肩の辺りに置く。

――――そう、落ちてきて居たのはなのは達だけではなかった。

見たことのある特徴的な大型犬――――アルフだ。

俺は、アルフもまたなのは達のように抱きとめて……驚く。

なのは達は外傷はなく比較的軽症だったというのに、アルフに関しては
酷い火傷を負っていた。 これは、まずい。 命にかかわる可能性がある。

うっすらと目を開いているところから意識はあるようだ。



「きょ……恭、也……?」

「喋るな、今回復する」



手に風を纏わりつかせる。

俺が持つ回復魔法はそんなに多くない、せめて解毒と傷を治すくらいしか出来ない。 が、この場において傷を治すことが出来るのは重要である。



「癒しの風」



そっと囁くように纏っていた風がアルフやなのはユーノを包む。

アルフの傷がみるみる治っていく。

やがて、アルフの体にあった火傷が消えると、俺はふうと息を吐いた。

アルフは俺の事を見開いた目で見ていた。



「恭也……あんたも、魔導師だったのか!?」

「……まぁ、似たようなものだ……も、ということはフェイトもそうなのか?」

「え、えぇと……まぁ……」



迂闊なことを喋った! という顔をするアルフに苦笑しながら、俺は空を見上げた。

ジュエルシードの反応は空からしていた。



「それはともかく、何があった?」

「……そっちの白い子とフェイトが戦っていて、フェイトが勝ったんだけど……その後、変な女が現れてフェイトが――――やられた」

「……変な女? それはまさか、甲冑みたいなのを着た?」



アルフは驚いた表情をまたした。 答えとしては、それで十分だった。

なのはのことは気になるが、今はそれ以上に危ない立場に居る少女を優先すべきだな。

ともかく――――



「よく分からないが、とりあえず行くしかないな……」













しかし、俺と人型になったアルフがそこに行く頃には少女の姿は見当たらなかった。

代わりにそこに佇んでいたのは、漆黒のバリアジャケットだったか? それに身を包んだ、フェイトだった。

ジュエルシードはどこにも見当たらない、先程の様子から目の前に居るフェイトが回収したとは思えないが……



「フェイト! 大丈夫かい!?」



アルフは辺りを警戒しながらフェイトに近付く。

――――警報が、先程から頭の中をかけぬけている。

なんだ、この酷くいやな予感は?

辺りに気を配りながらも、俺はフェイト自身にも気を配っていた。

傍によると、辺りに誰も居ないことを確信し安堵の表情と共にフェイトの方を振り向いた。



「フェイ……!」

「アルフ、横へ飛べっ!!!」



そう言いながら、俺自身は緊急の時の為に一気にかける。

フェイトは、自らの持つ鎌を振り上げていた。

――――自らの大切な存在である、アルフに向けて。



「ふん」

「ハァ!!」



振るわれた横薙ぎの一撃は少女の膂力としては余りに強烈。

俺の放った一撃はフェイトを弾き飛ばしきれず、それどころか拮抗すらした。

無造作な一撃から、本気の一撃ではないことは理解できていた。



「……あら、邪魔されちゃった?」

「……フェ、フェイ、ト?」

「いや――――」



俺に確信があった、目の前に居るのはフェイトであってフェイトでは無いと。

その態度、その言葉、その――――それは明らかに別人のものだった。



「――――誰だ、君は」

「うふ、ふふふふ……流石は賢いわね、高町恭也さん? ご名答、私はこの子であってこの子ではないわ」

「……なるほど、何かを媒介に操っている。 そんなところか?」



何か――――ジュエルシード。

ほぼ間違えなくそうであろう。

俺の言葉を受けたフェイトを操っている少女は一瞬笑みを深くする。



「ご名答。 あの子が――――いえ、あの子の‘大元’が欲しがるわけだわ、賢く聡明で、強いわね、あなた」

「……余り、嬉しくないな」



ぶっきらぼうにいいきってやると、彼女はおかしそうに笑った。

そこにあるのは背筋を凍らせる邪悪。

アルフはその笑いに体を硬直させていた。

少女は笑みを浮かべたまま、自らが持つ鎌を構えた。 俺とアルフはそれにつられて、それぞれ構える。



「それでは――――無駄話はここまでにしましょう?」



そう言うと、少女は一瞬でトップスピードに入った――――
スポンサーサイト
  1. 2007/06/17(日) 22:32:40|
  2. 魔法騎士高町恭也~リリカル~
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:3
<<恭也の散々な一日~リンディ編~ | ホーム | コメントなどの返信>>

コメント

初めまして

レイアースとクロスさせましたか・・・
恭也が神速を出せば互角に戦えるかも。
レイアース成分でNSXとアースラが正面から撃ち合う事にならなければいいけど。
  1. 2007/06/19(火) 04:24:17 |
  2. URL |
  3. ラーカイラム #UzUN//t6
  4. [ 編集]

お久しぶりです

忙しいーーー( TДT)
18話読ませていただきました。
だんだん話がレイアースと関わってきましたね。
フェイトも早くになのはとわかりあえるかも・・・
忙しくて感想書く暇もありませんがいつも期待しています\(=ω=.)/
  1. 2007/06/18(月) 00:41:07 |
  2. URL |
  3. 梨紅 #9fpR9nnU
  4. [ 編集]

読ませてもらいました

魔法騎士高町恭也18話読ませてもらいましたフェイトを操っているのは誰なのか気になりますね~そして恭也は勝てるのか!!楽しみです。
それでわ次回作も期待しています(毎回偉そうだな俺
  1. 2007/06/17(日) 22:51:17 |
  2. URL |
  3. クローバーハート #-
  4. [ 編集]

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://knightofdarkness.blog48.fc2.com/tb.php/82-9d8e5538
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

魔龍 銀

Author:魔龍 銀
とりあえずいつもボコられている。
けどすぐに復活する、流れのSS作家(笑)
カードゲームとか大好き。
同じ名前の主人公が居るけど作者とは別人。

カウンター


無料カウンター

二次・三次投稿掲示板

三次投稿掲示板

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

web拍手

フリー

フリーエリア

mail:souryu_5@hotmail.com FC2動画

フリーエリア

フリーエリア

  1. 無料レンタルサーバー

google

カスタム検索

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。