始まりという名の終わり

魔龍 銀が同名だけど同じ名前の主人公を困らせるサイト…の、はず? 最近は恭也を困らせてるなぁ……(ちょっw

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魔法騎士高町恭也~リリカル~ 第六話-3


――――海鳴商店街――――

なのははユーノを連れて、遊ぶ約束をしていた二人の親友――――アリサとすずかと共に海鳴商店街を歩いていた。

もう一人の親友である、くーちゃんこと久遠はここ最近、ジュエルシード事件以降、兄と共によく行動している。

――――それを思うと、少しだけズキリと胸にまるで針を刺されたかのような痛みを感じた。

慌ててそれを振り払う。

ここ最近、友達ともそうだが、兄と一緒に居る時間が極端に減っている気がする。



(おにーちゃん……)



一瞬、思考が暗くなりかけるが、それも慌てて振り払う。

その事について、疑問に思ったのだろう、アリサとすずかがこちらを向いた。



「どうしたの……なのは?」

「……なのはちゃん?」



二人の親友が、心配そうに顔を覗いてくるさなか、なのはは慌てて表情を取り繕う。



「あ、あははは……大丈夫だよ、アリサちゃん、すずかちゃん」

「本当~?」

「う、うん」



慌てて頷くなのはに、不振そうに見ながらも納得するアリサちゃん。

なのはは、その様子を申し訳なく思いながらも心のそこで溜め息をついた。



(……なのは、本当に大丈夫?)

(うん、大丈夫だよ)



ユーノもなのはの様子が心配になったのだろう、声をかけてくる。

彼の立場から言えば、なのはには迷惑をかけっぱなしなのだ。 その思いが言葉としても出たのだろう。

ユーノは決意した表情になると、改めて念話をなのはに送った。



(なのは……やっぱり僕がひ――――)

(ユーノ君、気にしなくて大丈夫だよ。 これは、なのはが自分で決めたことなんだから、それに――――)

(それに?)



――――おにーちゃんが信頼して私に任せてくれたことだから――――



(……ううん、なんでもない。 ともかく、大丈夫――――)



だから、と、言葉を続けようとした時。

なのはは感じ取った、魔力の胎動を――――

そう、それは――――



(なのは!)

(分かって……)

(そうじゃない! 今日は恭也さんに頼もう! いくらなんでも、消耗している時にやることじゃ……!)

「大丈夫だからっ!」



思わず感情的になり、なのは叫んでしまう。

その言葉に、驚いたのは親友二人だった。



「な、なのは?」

「なのはちゃん?」



驚く二人に、しまったと思いながらもなのはは必死に取り繕う。



「あ、えと……ごめんね、実はおにーちゃんとの約束があったんだ! ごめんね、二人とも……!」

「え、ちょっ!?」

「な、なのはちゃん、え?」



なのはは思いっきり頭を下げると、一気に走った。

――――二人の親友は、一瞬顔を互いに見て呆然とした表情でなのはの駆けていった方へと顔を向けた。













なのは駆けるのを途中で止め、即座にレイジングハートを取り出しバリアジャケットを展開する。

人がいないことはユーノが確認したため安心できた。

なのはは先日覚えたばかりの魔法、‘フライヤーフィン’を発動させると、空へと舞った。

刹那、感じるのは不可思議な違和感。



「これは……結界!?」

「結界?」

「う、うん。 人払いもそうだけど、ある一定以上の魔力を持つ人間が近付くと中に入れる仕組みになってるみたい……」



ユーノはそういうと、なのはの肩に乗ったまま前を見据える。

前方に、淡い光が立ち込めている。

――――ジュエルシードの気配はその中心点にあった。



「あそこみたいだね」

「うん……でも良かった」



今回のジュエルシードは人に取り憑いているわけではなく、そこに佇むだけだ。

その事に二人は安堵を覚えた。

だが――――同時に、ユーノは何かしら引っかかるものを覚えた。



(……結界?)



そう、これは明らかな違和感だ。

だが、それはともかく――――



「……ともかく、封印しよう」

「うん」



考えるのはそれからでもいい。

ともかく、ジュエルシードを封印することを優先することにした。

なのは、レイジングハートにその旨を伝えようとした。



「レイジングハート、シーリング[Protection]……きゃあ!!」

「なのは!?」



刹那、ズドンッ! という、鋭い音ともに張られたシールドに雷が着弾する。

なのはは、慌てて雷が来たほうを見る。

そこには、金色の髪を持つ少女と赤い髪を持つ女性が居た。
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  1. 2007/06/15(金) 12:14:44|
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  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:1
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コメント

今回もとっても面白かったです

魔法騎士高町恭也16話読みましたこれは15話のなのはサイドの話ですね、前半はほのぼので後半はシリアスになっていい感じでした、そしてやっぱり最後に出てきたのはあの子でしたねこの続きがどうなるのか楽しみです。
それでわ次回作も期待しています。
  1. 2007/06/16(土) 06:09:12 |
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  3. クローバーハート #-
  4. [ 編集]

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Author:魔龍 銀
とりあえずいつもボコられている。
けどすぐに復活する、流れのSS作家(笑)
カードゲームとか大好き。
同じ名前の主人公が居るけど作者とは別人。

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