始まりという名の終わり

魔龍 銀が同名だけど同じ名前の主人公を困らせるサイト…の、はず? 最近は恭也を困らせてるなぁ……(ちょっw

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魔法騎士高町恭也~リリカル~ 第六話-1


――――はやての事件から、一週間の時間が経った。

なのはと俺は、ジュエルシードを探索していたが、最初の4つ以外俺の方はからっきしだった。

その間にも、なのはのほうはというと……最初のを含めて5つのジュエルシードを見つけていた。

合計9つ……

しかし、あれからいくつもの疑問が浮上していた。

まずは最初のケルベロス、アレは明らかにおかしいとのことだ。

魔力の放出がおかしく、そして作り上げられた物にも、人間を含めているというのに人間を恨むという矛盾を孕んだ存在であるということ。

そして、はやての件――――この件も明らかにおかしい。

まずは、はやてに取り憑いた事。 これは、一応であるが偶然で済ませられる。

だが、取り憑かれた本人の願望や意思とは全く関係ないこと。

そして――――決定的なのはあの少女ことだ。

第一に、この世界に無い、セフィーロの甲冑を装備していること。(ユーノにも確認を取ったが俺達が装備しているものは、明らかにロストテクノロジーに位置するレベルの物であるらしい)

第二に、あの少女が俺の事を明らかに知っていたこと。

そして――――ジュエルシードを、持っていたこと。

この三点から、敵の狙いが俺であるということが予測できる。

この一週間で、なのはが遭遇したジュエルシードは明らかに俺のものと比べればランクが圧倒的に下がるからだ。

しかし、魔法関係者がなぜ俺を狙うんだ? この世界において、俺は確かに強い魔力の持ち主ではあるが、魔法使いであるとは知られていない。

ユーノだって、傍に行かなくては気付かなかったくらいだ。

――――しかし、もしもあの少女がセフィーロの関係者ならば話は変わってくるのではないだろうか?

俺は、マジックナイトの守護者であるマジックナイト、もし何かしようとするのであれば間違えなく邪魔になる。

――――だから、排除しようとしたのではないか?



「―――― 一応、この線を考えていた方が良い、か」

「くぅん?」



肩の上に乗っている、子狐の状態の久遠が俺の言葉にこちらを向く。

気にするなといいながら、頭を撫でると気持ちよさそうに目を細めた。

ふむ、少し小腹がすいたな。

久遠にその旨を伝えると、久遠のお腹が小さくなった。

どうやら久遠も同意権らしい。

俺は、海鳴臨海公園の方へと向かうと、いつもの屋台でたこ焼きとたい焼きを購入し久遠と共に食べようと思い何時ものベンチに向かう。



「む?」

「くぅん?」



ふと、前を見ると金色の髪の毛が見えた。

海鳴公園の方で一人の少女が髪をたなびかせていた。

あれは、この前の少女か?

――――俺は、その少女のことがひどく気にかかった。 寂しそうな、その後姿が。



「くぅん……」

「ああ、分かってる」



どうも、久遠もその様子が気にかかったようだ。

そういえば、あの少女に名乗ったのは良いが、俺は彼女の名前を聞いていなかったことに気付く。

まぁ、別に問題のあることではないが。



「隣いいか?」

「え……あっ」



俺は、少女が答える前に隣に移動する。

隣に控えるように居た、大型犬――――アルフ、だったか?――――もこちらを見た。



「あ……この前はありがとうございます」

「いや、あの程度のことでそこまで感謝されても、な」



俺はそう苦笑しながら言い、久遠に少し冷めたたこ焼きを渡す。

久遠はそのたこ焼きを口に挟みはむはむと食べていく。



「えっと、子狐、ですか?」

「ああ、俺の家族ではないのだがな、知り合いの家族で家の妹と仲が良くてな、よく遊びに来ている」

「……そうなんですか」



その光景を、少女はどこかまぶしそうに見ていた。

――――この年齢の少女が、こんな瞳をするというのは余り良い傾向とはいえなかった。 が、俺はあくまで他人だ、深入りするのも失礼だろう。



「そうだ、これを一つ食べてみるか?」



どことなく久遠の事を羨ましそうに見る少女に、話題転換のために俺はたこ焼きを差し出す。

少女、その様子に一瞬呆然とし慌てた。



「い、いえ……そんな、悪いですし……」

「いや、実は情けないことにな、この後食事を摂る約束があるんだがそれを忘れていてな。 今これを食べるとそっちが入らなくなる可能性があってな。 食物を無駄にするわけにもいけないし、途方にくれていたんだ」



そう言って、溜め息を吐く演技をする。

久遠はというと、マイペースにたい焼きを取り出しはむはむと頬張っていた。



「えと、でも……お腹はすいてな――――」



そこまで言いかけたときだった。

くーと、小さくお腹がなった。

それは、明らかに少女のお腹からなった物で少女は顔を真っ赤にした。

俺は、たこ焼きを差し出すと少女の手に乗せた。



「え、あの……」

「何、そこの大型犬の「アルフです」アルフと一緒に食べるといい。 味はいつも行っているから保障する」



そう言って俺自身はたい焼きを二つ取りだし、交互に食べていく。

うむ、やはりたい焼きはチーズとカレー味だな。

最初と惑っていた少女も、たこ焼きを一口食べて気に入ったようだ。

横に居たアルフにも一口食べさせて、交互に食べていく。



「ああ、満足してもらえたようで良かった」

「あ、その……ありがとうございます」



俺は、そう言ってお礼を言ってくる少女頭を一撫ですると、柔らくかく微笑んだあと、ではな、と去ろうとして――――



「あ、あの――――!」

「うん?」



少女に呼び止められた。

俺が振り向く、少女は僅かに上気した顔で俺に言葉を変えた。



「私は、フェイトっていいます。 その、以前こちらから名前を聞いていて私は名乗っていませんでしたから……」

「ああ、フェイトさん、か。 それではまた、な」

「あ、はい! また、お会いしましょう!」













「フェイト、どうしたんだい、珍しいじゃないか」

「う、うん」



歩み去った恭也さんを見ながらアルフが声をかけてきた。

恭也さん――――不思議な人だな、と思った。



「分からないけど、ちょっとだけ気になったから……」



不思議な気持ちをもてあましながら、私はようやっと自分の顔が僅かに上気していることに気付いた。

そういえば……こうやって、人に自分から自己紹介するのは初めてかもしれない。



「そうかい……」

「うん……」



私とアルフは、海の方を見つめながらそう言いあった。
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  1. 2007/06/13(水) 14:10:57|
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  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
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コメント

着々と

フラグ立ててくなぁ・・・さすがだ。
それにしても、強敵は恭也だけに向かっててよかった。
さすがになのはが相手だとやばすぎですもんねぇ・・・しかし、なのはは5個も集めたのにそれより少ないのは情けないぞ、恭也。
三人の参入も楽しみにしています・・・主になのは(フェイトやはやてもかな?)の嫉妬のために(爆
PS とっくに13話更新してたんですねぇ・・・気づかなかった。(歌思いつかないので協力できず
  1. 2007/06/13(水) 15:58:34 |
  2. URL |
  3. 羅陰 #-
  4. [ 編集]

読みましたww

魔法騎士高町恭也14話読ませてもらいました、今回はジュエルシードの確認と敵の目的が何なのか考えて、さらにフェイトとの再会ですかぁいいですね。
それでわ次回作も期待しています。
  1. 2007/06/13(水) 14:18:56 |
  2. URL |
  3. クローバーハート #-
  4. [ 編集]

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魔龍 銀

Author:魔龍 銀
とりあえずいつもボコられている。
けどすぐに復活する、流れのSS作家(笑)
カードゲームとか大好き。
同じ名前の主人公が居るけど作者とは別人。

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