始まりという名の終わり

魔龍 銀が同名だけど同じ名前の主人公を困らせるサイト…の、はず? 最近は恭也を困らせてるなぁ……(ちょっw

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魔法騎士高町恭也~リリカル~ 第五話-3


パチパチという音は、時間が経つと共に大きくなっていく。

はやてがおきた事と、破壊した制御装置のようなものがなくなったせいか安定性を失っているのだろう。

外界からの攻撃も、おそらく先程まであったバリアが消えかけているせいだろう。

――――出るのなら、今がチャンス、か?

はやてを抱えたまま、俺はそう思案する。



「恭にぃ? どうしたん?」

「ん、ああ……はやて、すまないが少し離れてもらえるか?」

「ん、ええよ?」



首に回していた腕を、解きはやては地面(?)に立った。

俺個人としても、これが現実空間なら感動しただろうが……



「さて……」



今は、そんなことを考えている暇ではなかった。

体にある魔力を右腕に集める。

おそらく、この空間はかなり不安定なはずだ、だが、簡単に破壊されるほどやわなものでもないのだろう。

なら――――



「内部と外部に、同時に衝撃を与える……!」


それも、おそらくこの空間と現実空間を繋げている場所は一瞬だけしか開かないのだろう……おそらくだが、出るのに失敗すれば空間は直ぐに閉じる。

俺一人なら、黒い稲妻の一撃で吹き飛ばし神速で離脱という手もあるが……はやてがいる、ならば取る方法は一つ。



「はやて、俺の背中に乗ってくれ。 振り落とされないようにしっかりと、な」

「う、うん」



少し赤くなるはやて、風邪か?

御神流の中でも、独特の構え――――入る時にも放った技、射抜の構えを取る。

速度の重視――――ならば。



「風よ! 黒の――――疾風!!」



纏わりつくのは風の力、これで場合によってはこちらにまで及ぶ可能性のある外からの攻撃も、ある程度遮断できる……!



「ふっ!」



加速! 一気に最高速になると雷光の如き一撃を放つ!

――――その時、同時に向こうでも爆発が起こる。

奇しくもそれは、俺となのはの兄妹が同時に技を放った瞬間だった。













ズドォォォォォォォォン!!!



重なった力の本流は、辺りに爆風を起こしながら破壊を撒き散らす。

だが、辺りに被害が出ていないことからもおそらくここすらも別空間なのだろう。

黒い塊を突破した俺の目の前には、なのはが居た。

なのは、一瞬ぱちくりと目を瞬かせるが、俺の姿をきちんと確認すると……



「おにーちゃん!!」

「おっと」



思いっきり飛びついてきた。

少しだけ慌ててなのはを抱きとめる。



「きょうや!!」

「恭也さん、大丈夫ですか!?」

「ああ……ユーノも久遠も、心配かけた」



なのはと同じように飛びついてきた久遠を、抱きとめた状態で俺は言葉を返した。

辺りの空間は、完全にもとの空間に戻ったようで。 夜の静寂の中に少しずつだが、人々の活気が戻って来ている。

ふと、はやてのほうを向くと黒い空間がいきなり消失し、それは青い宝石へと変化した。



「なのは」

「……あ、う、うん!」



名残惜しそうだが、なのはは俺から離れると杖を構えた。 そういえば、あの杖の名前を俺は知らないな。



「レイジングハート! シーリングモード!」

[Seeling]


レイジングハートというのか、なのはとも相性は良さそうだな。

俺は、なのはが武器を手に取ることに少しだけ苦い気分を覚えながらも、同時に頼れる相棒を手に入れたことを少しだけ祝福する。

やがて、ジュエルシードは封印され杖の先端の宝玉へと吸い込まれた。

あたりを完全な静寂が包む。

ほぅ、と溜め息を吐いたなのはふと気付いたように俺の方へと向きながら聞く。



「あ、そういえばおにーちゃん」

「ん?」

「今日はどうしてここに居たの?」

「ああそれは……」



――――そこで思い出す。

もし、これが魔力による催眠ならば、魔力がきれた今、フィリス先生が起きている可能性がかなり大きい。

僅かに焦る。



「む……むぅ、なのは、久遠、ユーノ急ぐぞ」

「え、え、ええええ!?」

「きょうや?」

「ちょっ、きょ、恭也さん!?」



俺は三人をガシッと掴むと。

慌ててフィリス先生の元へと急いだ。

――――案の定、フィリス先生は、いなくなった俺に非常にご立腹だった。













翌朝、フィリス先生と別れた俺は、昨日の事を考えて居た。

昨日であった少女……あの少女は明らかに、この世界のものではない。

――――何者なのだろうか。

そして、あの少女から感じた力はかなり強大なものだ。

俺一人では、守りきるのには厳しいくらいに。



「余り、使いたくない手ではあったんだがな……」


俺は携帯を取り出し、電話帳を開ける。

中から出てきたその名前は――――






――――獅堂 光
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  1. 2007/06/10(日) 21:04:01|
  2. 魔法騎士高町恭也~リリカル~
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
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コメント

楽しく読ませてもらいましたww

魔法騎士高町恭也13話読みました、やっと現実世界に戻ってこれましたね、そして無事ジュエルシードも封印できたしよかったよかった(ぇ
恭也もついに助っ人を呼びますかどうなるか楽しみです。
それでわ次回作も期待しています。
  1. 2007/06/11(月) 06:21:22 |
  2. URL |
  3. クローバーハート #-
  4. [ 編集]

なんとー二話更新でしたかΣ(・∀・;)
危うく見逃すところだったZE☆
前話で恭也マダーとか思ってたのは秘密です
思ったのですが恭也はなぜはやてを守らねばと思ったのでしょうか?別に謎の少女は敵対したわrftgyふっじこlp;
いえいえ小さいことは気にしませんよヽ(*´∀`)八(´∀`*)ノ
次は光が出てくるのかー
期待しております
  1. 2007/06/10(日) 22:46:09 |
  2. URL |
  3. 梨紅 #9fpR9nnU
  4. [ 編集]

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魔龍 銀

Author:魔龍 銀
とりあえずいつもボコられている。
けどすぐに復活する、流れのSS作家(笑)
カードゲームとか大好き。
同じ名前の主人公が居るけど作者とは別人。

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