始まりという名の終わり

魔龍 銀が同名だけど同じ名前の主人公を困らせるサイト…の、はず? 最近は恭也を困らせてるなぁ……(ちょっw

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魔法騎士高町恭也~リリカル~ 第三話-3


ゾクリとしたその感覚は、嫌な予感とそれを裏付けるような凄まじい魔力の反応だった。

――――この感覚は、ジュエルシード、か?

昼間に一度あったばかりだというのに、まさか、もう発動するとは……

即座にマジックアームから武装を取り出し装着すると、フィリス先生には悪いが、即座に扉から出る。

魔力はこの病院を包んでおり、不気味な静寂を作り出していた。

気を入れなおし、体に魔力による障壁を展開すると、走り始める。

――――まずは状態を確認しなければ。

俺は、病院のナースセンターの方へと向かう。

風に乗るような速度で、走ると直ぐにナースセンターが見えてきた。



「すいまっ……!?」



しかし、そこには走ってきた事を注意することが出来る人間は居なかった。

いや、確かにそこには人間が居る。

だが――――



「大丈夫ですか!?」



そこに居たナースは皆、ぱったりと倒れて居た。

慌てて駆け寄ってみると……



「スースー……」

「寝て、いる?」



呼吸を確認するが、特にと言って変な部分は無い。

――――ここで、不自然に倒れていること意外は。



「どういうことだ?……いや、待てよ」



現在の異常状態を推察してみる。

――――そして、一つの可能性に思い当たった。



「突然現れた強力な魔力……そして、不自然な寝方をしているナース達……か」



あまりにもあからさまにこの状況と、符合しすぎている。

十中八九、この病院に蔓延っている魔力が原因だろう。

――――さて、どうしたものか。

元凶を探し出せればいいのだが、いかんせん魔力が覆っているのはこの病院全体。 流石に、範囲が広すぎる。

一室一室探していくしかない、か……?

そこまで考えた時だった。



「くぅん!」

「久遠?」



前方に、覚えのある気配が近付いていた。

俺は、久遠が走ってきた方へと向くと、そのまま懐に飛び込んできた久遠を抱きかかえた。

抱きかかえた瞬間、久遠は俺の腕の中で人間形態になる。

とりあえず、まずは聞かなければいけないことを聞くことにした。



「どうしてここに?」

「へんなけはい、ここからした。 ここにきたら、きょうやいた♪」



久遠は、つぶらな瞳を俺に向けてじーと見つめた。

――――久遠にもこの気配は感じられたようだ。



「それに、へんなけはい、ひるまとおんなじ」

「やはりか……どっちから来るか分かるか?」

「くぅん! におい、あっちがつよい」



そう言って、久遠が指し示した方向に嫌な予感を感じた。

――――まさか。



「はやてのいる病室の方角、か」














視点:はやて




ふわふわと水の中を浮いている不思議な感覚の中に、私は居た。

ひどく気持ちよく、眠気を誘うその感覚に私は眠気を覚えていた。

ああ、気持ちええなぁ……

私の中にあるのは、そんな思考だけだった。

もう、何も考えるのも面倒くさくなってきた……

その感覚の中に身を浸しきると、私は誰かに抱えられる感触を感じた。

僅かに目を開けると、それは恭也さんだった。



「恭也……さん……?」

「ああ、そうだ。 はやて、眠いんだろう?」



コクリと頷くと、恭也さんは微笑んだ。

あれ……? 恭也さんって、こんな笑い方したけ?



「ゆっくりと眠れ、そう、ゆっくりと、な……」

「ああ……うん」



けど、そんなことどうでもよくなって居た。

私は……眠りの中に入った。

深い、深い……眠りの中へ……

その時、私は気付かなかった、恭也さんは、私を抱きかかえている恭也さんは、何時もはしない、邪悪に満ちた笑みを浮かべていることを……













視点:恭也




「……嫌な予感が当たったな」



久遠が案内してきたのは、予測どおりはやての病室の前だった。

確かに言われてみれば、この病室の中から、凄まじい魔力を感じる。 あのケルベロスに匹敵するくらいの魔力が。

舌打ちしたい気持ちを押し止め、久遠を抱きかかえて、先程よりも強固に魔力の障壁を張った。



「久遠……いけるか?」

「くおん、だいじょうぶ」



俺は、久遠の言葉に頷くと扉を開けた。

開けた扉からは、瘴気にも似た魔力が溢れ出した。
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  1. 2007/06/04(月) 20:13:17|
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  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:1
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コメント

続きが気になる~ww

魔法騎士高町恭也8話読ませてもらいました、皆寝てたのはジュエルシードの魔力のせいだったのか、だから魔力のある恭也は大丈夫だったのか・・・
それにこれからはやてがどうなるのか楽しみです。
それでわ次回作も期待しております。
  1. 2007/06/05(火) 07:28:36 |
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  3. クローバーハート #-
  4. [ 編集]

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魔龍 銀

Author:魔龍 銀
とりあえずいつもボコられている。
けどすぐに復活する、流れのSS作家(笑)
カードゲームとか大好き。
同じ名前の主人公が居るけど作者とは別人。

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