始まりという名の終わり

魔龍 銀が同名だけど同じ名前の主人公を困らせるサイト…の、はず? 最近は恭也を困らせてるなぁ……(ちょっw

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魔法騎士高町恭也~リリカル~ 第二話-2


海鳴病院に着くと見知った顔に出逢った。 と、言ってもフィリス先生ではない。

定期健診がよく重なっている少女と、だ。

車椅子に乗った少女は、俺を見つけるなり嬉しそうな顔でこちらに向かってきた。

少女の名前は八神はやて、以前、階段から転落しているところを助けたことから交流が始まった。

はやては俺の傍に来ると、にっこりと微笑んだ。



「こんにちはー、恭にぃは定期健診?」

「ああ、はやてちゃんも、か」



お互い、程度は違うが足を患っていること――――俺の場合いた、だが――――にかわりはないため、割と連帯感もある。 それと、はやてちゃんいわく「あるけへんかったのを、歩けるようになったのはすごいことですー」らしい。

俺の存在は、彼女自身にもいい影響を与えると、彼女の主治医である石田医師も言っていたことである。

以来、極力定期健診にも来る様にしている。

フィリス先生は少し膨れて居たが……後で「恭也さんらしいですね」と苦笑を洩らしていたのは記憶に残っている。



「そういえば、CSSのコンサート、凄かったですねー!」

「ん、ああ、見に来てくれたのか?」

「勿論ですよー、恭にぃにもらったんですもん」



我が家の人間にはやての事を話したところ、フィーがチケットを持ってきてしまったわけで。 都合がつけば来て欲しいと頼んだのだが……席が近く、家の家族がはやてちゃんの相手をしていてくれたようだ。

――――残念ながら、俺はその中にいることは出来なかったが……



「面白い方たちでしたねー」

「……ああ」



はやては家の家族事をそう評価した。

あれ以来、なのは達とも何度か会っているようだ。



「それに、歌、凄く綺麗で……思わず感動してしまいましたよー」

「……ああ、喜んでもらえてよかったよ」



……残念ながら、フィーは観客がいる舞台では歌えなかったから聞くことは出来なかっただろうが、あの、ボロボロに傷ついた体で魔法で治す前の体で聞いた、CSSの美しい歌声は耳に焼き付いている。

魂から、震えるような、美しい歌声を――――



「家、聞いたことあらへんから、どんなんかなーおもてたんですけど、あの日以来ファンになっちゃいました」

「そういえば、その後の打ち上げにも来てくれていたんだったな?」



はやては、その言葉を受け少し照れくさそうに笑った。



「はい。 桃子さんが誘ってくれて、とても、楽しかったです」



笑顔でそう言う。

――――ふむ



「またいつでも遊びに来てくれて構わないからな。 家のかーさんやなのはもそうしたほうが喜ぶ」

「あ、ありがとうございます」



――――と、そのときだった。

偶然か、俺とはやてちゃんの名前が同時に呼ばれた、それぞれ今日は別の窓口のようだ。



「あ、恭也さん」

「うむ、ちょうど俺も呼ばれたみたいだからな。 またな、はやて」

「は、はいー、またお会いしましょう」



少し寂しそうに笑って、彼女は窓口へと向かった。

――――いつかあの子があんな風ではなく、もっとずっと笑えるようになればいいな……

俺は、そんなことを考えながらフィリス先生のいる病室へと向かった――――後に、その願いは届くことになる。 だが、この時点での俺にそれを知るすべはなかった。












「むー……今日はちょっときつめにしますよー!」



黒い手袋に包まれた手で俺の背中に触りながらフィリス先生は言った。



「ちょっ! フィリ、ぐ、がぁ!!」



ぐぅ……や、やっぱり15時間ぶっ続けは、が、ぁあ!!














美由希にもちゃんと来るように言われて、俺は病院を後にする。

それと、今日は泊まりだそうだから来てくれと言われた。

後、はやてちゃんも検査入院をするらしく、そちらも見に行って欲しいと頼まれた。

面会時間の事を聞いたら、「石田先生には話を通してありますし、はやてちゃんもそっちの方が心強いから」と返されてしまった。

むぅ……行くことには依存はないが、ジュエルシードのこともあるしな……今から、探索するしかない、か。

八束神社のほうへと向かいながら、俺はそんなことを考えていた。



「……ん?」



神社に出た時、俺は金色の物体が顔にべちゃっ、と言う音と共に張り付いてきたのを感じた。

ま、前が見えない。

だが、その正体は分かる。



「久遠、か?」

「くぅん」



その声を聞き、張り付いてきたものを剥がす。

張り付いてきたものは、予測どおり金色の毛並みの狐。

知り合いの神咲那美さんの飼い狐――――いや、家族である久遠である。

俺は、久遠を肩の上に乗せると歩き始める。



「なのはか?」

「くぅん」



頭を振って否定。

ポンッと言う音共に肩にかかる重さが増す。

そちらを見ると、久遠は人型になっていた。

――――普段は小さな子狐だが、久遠はこう見えて妖怪である。 それも、九尾の狐と呼ばれる最上級クラスの妖怪である。

詳細は、まぁ、別のところで説明するとして……



「くおん、きょうやに、あいにきた」

「ん、そうか」



人型の久遠の頭を撫でてやる。

久遠は気持ちよさそうに目を細めて膝の上に座った。

思わず、気が緩んだそのとき



ゾクリ……



この世界どころか、セフィーロでもなかなかに味わえないほどの敵意を感じた――――
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  1. 2007/05/29(火) 13:20:54|
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  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:1
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コメント

すごく速いですね更新

魔法騎士高町恭也リリカル読ませてもらいました、はやてとも会ってたんですねそれになのはともあってるみたいだから闇の書事件のときどうなるのか楽しみです、それに最後の敵意を出しているのが誰なのか楽しみです。
それでわ次回作も楽しみにしています。
  1. 2007/05/30(水) 07:54:47 |
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魔龍 銀

Author:魔龍 銀
とりあえずいつもボコられている。
けどすぐに復活する、流れのSS作家(笑)
カードゲームとか大好き。
同じ名前の主人公が居るけど作者とは別人。

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