始まりという名の終わり

魔龍 銀が同名だけど同じ名前の主人公を困らせるサイト…の、はず? 最近は恭也を困らせてるなぁ……(ちょっw

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悠久SSその2

悠久SSの第二話のアップです。

――――むうここまで古いSSは自分の未熟さ加減が浮き彫りに。

い、いずれ修正してやるっ!
悠久幻想曲 ORIGINAL ALBUM
第二話『心のあり方、失いたくない存在』





一年間で十万ゴールド貯める、ないし、市民達からの評判を集め真犯人を探し出す。

なんとも気の滅入る事だが、それでもやらなくてはいけない。

そんなこともあり俺は協力してくれる仲間を探し、そしてそのメンバーと共に働き始めることにした。

勿論家業はジョートショップの事業である‘なんでも屋’だ。

今回の仕事はいきなりだが、モンスタ-退治だった。

本当は、本の片付けなどの簡単で確実な物を選んだつもりだったんだが、トリ-シャとパティのちょっとした手違いがあってしまい現座に至ると言うわけだ。

シ-ラと俺……そしてアレフは、全く入る余地がなかった……



「…はぁ……君達、これからはあんな事がないようにしてくれよ……」

「あのねぇ、魔龍! だってあんな言いかたされたらあったまくるじゃないの! 言い返すしかないじゃないっ!?」

「そうだよ! よく、魔龍さん我慢できたね!」



まぁ……確かにあの言い方はカチンときたが……あそこまでやるか…?

ちなみに……あそこまでとは……いや、止めておこう……

ともかく、そんなこんで俺達は、ここ、西の山にきていた。

この、西の山には闇光の洞窟(やみびかりのどうくつ)と言うのがあるのだ。

闇光の洞窟は、名の通り、真昼間でも黒く輝いている洞窟なのだ。

しかも、夜の場合はその黒さが更に変化する……らしい。

らしい、と言うのは確定をもてないこともあるが、自分で見てないことも多文に含まれている。

そう言えば……今回の、依頼が来たのには幾つか理由がある。

もちろん、自警団にもこの依頼はきている。

……だから、俺もやる気でいるのだが……

まぁ、いいか。

俺は、そう心の中で言いながら更に歩を進めて行く。



「分かれ道……だな」

「うん」

「ああ……」



俺も答えると、後ろに振り返る。

……後ろを見れば、トリ-シャと、パティが意気投合として言い合っている……

俺は、思わずはぁ……と、溜息をついてしまう。



「……魔龍君、私達、向こうを調べてくるから」



俺の心境を察してか、シ-ラはそう言う。



「そゆこと……邪魔すんなよ?」



アレフのほうもそう言うが……

アレフの最後の一言……特に最後にボソリと言った言葉に更に溜息を付く俺。

全く……



「分かった、なら、シ-ラは左の道、アレフは右の道を頼む」



「分かったわ」

「あ、そうきたか!」



そう言いながらも、アレフは右の道へと行く。

とりあえず、言い出したことは必ず守る所がアレフのいい所である。

二人は、それぞれ右の道と左の道を観察している。

俺は、というとぺろりと指をなめてみたりする……

ふむ……右の道は風が通っているな……

そう思いながら、左の道に光をかざしてみる。

シ-ラが一生懸命探索しているのが見える。

その先は――――暗くて全然見えん……

そんで、アレフのほうにも光を向けてみる。

だが、同じように何も見えなかった。

そう、思った時。

ようやっと気づいたのかトリ-シャとパティも、慌ててこちらに向かってくる。



「こら-!おいてかないでよ-っ!」

「そうよっ、行くんならちゃんと伝えてから行きなさいよ!」

「……お前等、それだけかっ!」



俺は、思わずそういってしまう。

そして、自分たちがどう言う状態だったのかに気付き、思わず苦笑いを浮かべる。



「あ、あははは……気にしない気にしない」

「そ、そうよ、そんな細かい事ばかり気にしてると彼女が出来ないわよ?」

「うるさい、ほっとけっ!」



などと、くだらない言い合いをしていると、向側からシ-ラとアレフが戻ってきた。



「おいっ、俺たちが真剣に探索してるのに、お前等は楽しくおしゃべりか?」

「おっと、アレフ、シ-ラ……楽しそうって……まぁ、それはともかく、どうだった?」



俺の言った言葉に、アレフとシ-ラは溜息を付いた。



「ううん、全然駄目」

「全く先が見えねぇんだ」

「……そうか……」



俺は、改めて二つの道を見る。

どうしたもんかなぁ~……

しばらく思案していた時だった。



『左よ』

「どわぁぁあっっ!?」

「!?どうしたの!?」



シ-ラが突然驚いた俺に、ビックリした顔で声をかける。



「い、いや、なんでもない」



俺はそう答え、心の声が聞こえた。

俺は、改めて眼を閉じ。

脅かすなよ……ま、それはともかく。左……何故?

と、聞く。



『あら、ごめんなさい。でも……あなたにはまだ、正直に言えば分からないわ……ただ、左よ』



何故、そんなことを言う。



『あなたにも、確認して欲しいの、奴を……』



奴……?



『でも、真相を知るのは……』



な、何を言ってるんだ?



『……それは、≪あの方≫が戻ってきてから……』

「あの方?」



俺は、思わず声に出していった。



「どうしたんだ、魔龍」



隣りにいたアレフが、いきなりの事に驚いたのか、声をかけてくる。

俺は、「なんでもない」と言う。

そして……



「左に行くぞ」



そう言った。



「ねえ、なんで左に行くの?」

「なんとなくだ」

「あたし悪い予感がするんだけど……」



パティがそう言い、溜息を付く。

俺はというと……考え事に没頭中。

先程心の声がいった事が妙に気になるのだ。

それに……こちらに行くほど、生まれてくるすさまじいまでの嫌悪感は一体……?

パティが言葉を発した後、もう、誰も言葉を言わなくなった。

おそらく……緊張してるのだろう。

俺と同じものを感じ。

しばらく歩いた時だった。



「ソコデトマレ」

「!?」



一同は、いきなり聞こえた声に立ち止まる。

そして、俺だけ頭上を見る。

……いた!



「みんな!油断するな!上だっ!」



俺は、そう言い剣を取り出す。

スラリと抜かれた天空剣-幻-……その切っ先に薄暗い光がともっている。

よしっ!



「マテ、オマエラココトオルカ?」

「なにっ?!」



アレフの声が魔物に届いたようだ。



「ココトオラナケレバ、オマエラシナナイ。ココカラサキ、オレノ、アルジガイル」

「君の主?」



その言葉をトリ-シャが言った時、モンスタ-(?)は剣を掲げた。

なんだ!?



『ダ-クシルフよ』



ダ-クシルフ?



『そう、闇に生まれて闇のために戦い……そして、闇のために死ぬ。……そんな存在よ』



……暗黒の戦士ってとこか?



『そんなところね……ここは引きなさい……絶対に勝てないわよ!』


珍しく心の声が強い調子で言う。

そんなに強いのか!?



『……この世界の存在では、勝てないわ……』



なぁっ!?



『引きなさい……仲間を死なせたくないでしょう?』



……………

――本当なんだな?



『間違いないわ、この世界の存在……それじゃあ勝てないわ』



――分かった……



「みんな……ここは、引くぞ……」

「ああっ!?あそこまで言われて引くのかよ?」

「そうよっ!」

「そうだよ!」



全員が反発する、だが、俺は……



「引くぞ……!」

『!?』



全員が驚きの表情で見つめる中、俺は、強い調子で言った。

そして、クルリと背中を向ける。

そして……歩き出した。














「ねぇ!魔龍さん!どうしたんだよぅ!」

「そうよっ!妙に消極的ね!どうしたのよ!?」

「そうだぜっ!どうして戦わなかったんだよ」

「……………」



俺は、シ-ラとともに沈黙を保っている。

方やシ-ラはオレを心配そうに見つめている。

……俺の様子がおかしいのに気づいたのだろう。



「あの……魔龍君?」

「……なんだ?」



俺は、他の奴を半ば無視しながらシ-ラの言葉にだけ耳をかす。



「大丈夫……?」

「ああ……ありがとう。大丈夫だ」



その後も、特に洞窟内は以上もなく外にまでこれた――

――そう、洞窟内までは、だが。



「!?」



先頭を歩いていた俺にいきなり襲ってくるものがあった。

オ……オ-ガ!?

俺は、いきなりの事だが、何とかかわした……が。



「きゃっ!?」



俺がぎりぎりかわせると言う位置まで来た時、俺の隣りにいたシ-ラは行動が一瞬遅れて爪の餌食になりそうになる。

くっ……!



「させねぇ!」



俺はそう言いつつも、シ-ラの前に身を躍らせる。



ズガァ!



「ごほっ……」



腹のあたりにあたった爪が深くえぐりこむ……

俺は、何とか剣を抜き放ちオ-ガの腕に切りつける!



ズバァ!



見事なくらい、オ-ガの腕が吹っ飛ぶ。



「ぐがあああああああ!? おああ!?」



それと同時にオ-ガは絶叫しつつ距離を離し、オレに怒りの表情をぶつける。

だが、そのときにはすでに仲間たちが俺の周りに集まっていた。



「よくも魔龍を!ル-ン・バレット!」

「し、しんでねぇ……!」



小声で言う。



「覚悟しやがれっ!」

「だ……だから……」



パティは魔法で、アレフはお得意の武器のブレ-ド『ファジカル』を振るう。



ボガァァアァァァアン!



ズバァ!ズガァ!



普段の言い合いは何のその、この二人は、結構連携に役立っている。

そして……とどめは……



「アイシクル・スピア!」



トリ-シャの詠唱が終り手から凍りの槍が出現する。

それは、真直ぐ敵に向かいそして……命中した。



「ぐおがっ!?ぉぉ……」



ずずぅ……ぅん……



オ-ガが大きな音を出しながら倒れる。

それを、アレフ達はしっかりと確認すると俺のもとによってくる。



「……ご、くろ…う…がはっ」

「おい。魔龍、喋るな!」



アレフが、俺にそう言う。

俺はというと……



「平気だ…ぜ……こ…のくら、い……なれ、て、る」



俺は、そう言い立ち上がる。



「魔龍さん!?」

「なに、考えてるのっ!魔龍っ!」

「い…くぜ」



俺はそう言い、剣を支えにしながら歩き出す。

だが、足から突然力が抜ける。

がくりと項垂れる俺。

慌てて仲間たちがついてくる。



「魔龍さんっ!無理しちゃ駄目だよぅ!」

「あんた……死ぬわよっ!」



パティとトリ-シャが涙目でいう。

だれが…死ぬかっ。

俺は心の中で囁き、だが、やはり立ち上がって歩こうとしても足に力が入らない。

倒れた先には……

シ-ラがいた……ような気がした。

だが……それすらも確かめられず、俺はそこで意識をなくした。












『だぁっ!』



俺は、黒神の剣を奴に振るう。



がぁん!



しかし、黒神の剣は奴に弾かれる。

俺は、その勢いを利用し、もう一方の刀で切りつける。

それをかわし奴も続けざまに攻撃を放つ。



『……もう、誰もてめぇには殺させねぇっ!』



俺はそう言い、剣を振るう。



ガァン!



だが、その一撃は奴の一撃によって受け止められる。



『ふふふ……できる…かしらぁっ!!!』



奴は俺の攻撃を弾き飛ばし、同時に責めてくる。

だが、そこに隙が生まれたのもまた事実。



ズバァッ!



俺の左手の剣……光王の剣が奴の腹を薙ぐ。

だが、同時に……



『甘く見ないで……!!』



ズバァッ!



奴の剣も俺の腹をいぬいていた……

しかし、双方ともこれでおくするほどの弱いものではない。

その傷を半ば無視し、更に剣を振る……











「……………」



俺は、ゆっくりと眼を開ける。

一瞬、目の前には唖然とする。

そして……



「!?」



自分のベッドの傍らにいる少女……いつからいたのかは知らないが、すうすうとかわいい寝息を立てているシ-ラを見つけた。

ずっと看病しててくれたのか……?

そう思い、俺は一瞬胸が熱くなる。



「心配かけてすまないな……それに、ありがとう」



俺は、一人でそうつぶやくとシ-ラの頭をなでる。

一瞬、ううん……と、反応したがあんまり気にしないでおこう。

よく見ると、ここはト-ヤ先生の病院の一室だった。



「どうやら目覚めたようだな」



ガチャリと扉を開き、中に入ってきたものがいた。

そこにいたのは、結構身長の高い男……この、病院の主であるト-ヤ・クラウドである。

俺は、ト-ヤ先生の言葉に頷く。



「ああ、おかげさまで。ありがとう、ト-ヤ先生」

「……悪いが、礼の言葉を言う相手を間違えているぞ……今回お前の傷をそこまで治したのは……シ-ラだ」



流石に俺は一瞬唖然とする。

なんだとっ?



「!?シ-ラが……?」

「ああ……」



ト-ヤはおそらく昨日の事を、手短に話し始めた。














「魔龍君っ!魔龍君っ!」

シ-ラは涙目……いや、泣きながら魔龍を呼びつづける。

普通こんな状況に追い込まれれば、誰でもこうなる……ましてや、それが自分のせいならなおさらのことだ。



「お、落ち着けよ!シ-ラ」



アレフがなだめようとするが、全く駄目。

シ-ラは泣きながら、魔龍の血がてにつくのを構わず傷口に奇麗な自分のハンカチを当てる。

だが、その時彼女の中に変化が起こった。



『シ-ラ・シェフィ-ルド』

「!?」



シ-ラは涙を拭こうともせずに、周りを見渡す。

だが、周りには誰もいない。

だが、声はもう一度聞こえる。



『シ-ラ・シェフィ-ルド。唱えなさい、癒せる法を』

「誰なの!?あなたは!?」



だが、声は答えない。

いや、無視してると言ってもいいかもしれない。



『早くしなさい、魔龍 銀……いえ…彼を助けられるのはあなたしかいないのよ』

「シ-ラ、誰と話してるの?」



トリ-シャの声も今となっては届いていない。

彼女の心の中は、自分のために犠牲になった青年の事しかないのだ。



「でも……私、わからないわ!」



シ-ラは頭を抱えてうずくまる。

混乱しているのだ。

魔龍の姿に……



『大丈夫よ、あなたならできる』

「……………」



声は優しく言う。

パティは、ドクタ-を慌てて呼びに言った。

そして、少女は決意する。



「うん……」



シ-ラは力強く頷き、手に魔力を込める。

……実際、そう言う意識が合ったのかは分からないが。

光は、魔龍を包み込み見る見る回復させて行く。



「お願い……治って……!」



そこへ、ト-ヤが駆けつけてきた……











「……そうだったのか……」

「ああ……それとお前がここにいるのは、念のためのチェックだ」

「心配かけたようだな…ドクタ-にも。 それにみんなにも……本当に情けない……」



髪の毛をごしごしと掻き、少しいらつき気味に言う……最も……いらつている相手は自分なのだが……

俺は、そこで言葉を切る。

そして、ベッドから降り、シ-ラを今度は抱えてベッドに横たえる。

俺は、その後すぐに部屋を出た。



「もう大丈夫なんだろ?俺の傷」

「ああ……傷は完治している」

「そう、か」



俺は、そう言うと自分の刀を受け取る。

……天空剣-幻-……俺の記憶のゆういつの手がかり。

それを抜き刀を見る。

不可思議な紋章が刻まれている。

FOURS・EREMENT・EDEN・ILLUSION

おそらく他のものには読めないであろう字を……!?



「なんだ、それは……? フォ-ス・エレメント・エデン・イリュ-ジョン……? 天の四つの四大元素……幻?」

「……思い出したぜ。一つだけ、だけどな」

「なに、まさか…記憶がかっ!?」

「ああ……」



ト-ヤすらいきなりのことに驚いている。

そうだ……天空剣は、三種に変化する。

『幻』『現』『減』……効果は思い出せないけどな。

だが……この効果は使うきにはなれない。

……俺の中で、何かが危険だと言っている。



『そうね、覚醒させたら危険よ?』



また、お前か……

いい加減、正体を教えろ。



『い・や(はぁと)』



はぁと……てなぁ……

ま、いいか……

『……融合・半』



なっ!?う…くっ……!



「……ト-ヤ……少し、風にあたってくる」



――『俺』は、ト-ヤの答えを聴かずにそのまま出た。











きぃぃぃぃぃぃぃぃ……



低い音が、風の中を流れる。

それは、天空剣から出ていたものだ。

幻の力(げんのちから)……全てを、幻の中へと誘う力……

あたり一体が、幻で包まれて行く……

『俺』の力が幻を生み出す。

ただ幻を生み出し…敵を包むだけならこの能力は危険ではない。これが危険な理由は……全てを幻へと誘う事だ。

敵味方関係なく、自分以外の全てに……



「いるんだろう?オ-ガ」

「ぐおぉぉぉぉっ!」



傷ついている、トリ-シャのアイシクルスピア。

アレフの剣。

パティのル-ン・バレッド。

そして、『俺』の剣……

……かなりのダメ-ジを受けているが、生きている。



「やっぱり生きてたか……だが、これ以上は好きにはさせん」



片腕のオ-ガが、『俺』に残った腕を振るう。

『俺』は、それをかわす。

いや……かわす、と言う表現はおかしいのかもしれない。

幻の能力もあり、奴は『俺』と思い込んでいたものを破壊する。



がががぁあぁぁ!



木が粉々になる。



「お前も、奴の力を受けてる存在か?」



自然と口がすべっていた。

はっきりとある記憶の中の敵……

『俺』にはそれが自らが倒すべき存在である事となにかははっきりと分かった。

……そう、『俺』と言う存在には……

『俺』は、剣を振るう。



ズバァ!



そんな音がし、オ-ガが奇麗に斬れる。

真っ二つに……

その時には、『俺』の剣はすでに変化を遂げていた。

オ-ガは消滅して行く。



「ごぉぉぉぉぉぉぉっ!」



滅……天空剣-減-の能力、消滅の力。

消え去る存在を……オ-ガを見ながら『俺』は言った。



「虚しき……定めだな」



知らず知らずのうちにそう口走った。














「あ、あれ?俺は、どうしてここに?」



俺は、確かさっき……?

あれぇ?思い出せねぇ……



「魔龍君!」





俺は、声のしたほうを見てみる。

声のしたほうからは、必死の形相で追ってくるシ-ラがいた。



「シ-ラ……どうしたんだ?」



俺は、笑顔で振り返り剣をしま……?

何で剣を握ってるんだ?



「はぁ…どうした…ふう…の…魔龍…はぁはぁ…君…ふう」

「息も絶え絶えに……ま、まぁ……それはともかく…なんだろうねぇ……」



俺は、辺りを見回す。

ここは、先程いた草むらだ、でも、さっき起きた時はクラウド医院にいたはずなのに……

なんでだろ?

しかし、その疑問はあっさりと解決した。



「……もうっ!どうしておとなしく病室で寝ていられないの?魔龍君怪我人なんだから……散歩するだなんて……それに、すごい音がしたし……」

「はぁ?なに言ってるんだよ?俺はそんな事……」



そうだ……よく考えたら、俺には記憶がなかったんだ。



「俺が、外に出たってのは本当か?シ-ラ」

「え、あ。う、うん」



シ-ラは一瞬とまどいながらも答えた。

俺は手を口に当てて静かに黙考する。 どうやらこれは俺が何か考え事をするときの癖のようだ。

それはともかく――――なんでだろう?

と……

そして、出た結論は……

夢遊病……?



『なわけ、ないでしょがぁぁっ!』

「のわぁっ!?」

「きゃあっ!ま、魔龍君!?」



俺は、いきなり聞こえた大音量の声に驚いた。

勿論、シ-ラもビックリしている。

ただ……シ-ラは俺の声に驚いたみたいだ。



「ど、どうしたの?魔龍君っ」

「ご、ゴメン……ちょっとな……」



俺は、シ-ラにそう言い改めて心の声に話をし始める。

――いきなり大声出すなぁっ!ビックリするだろう!?



『あ~ら、あなたが勝手な事を言うからよ?それに第一、この体はあなただけのものじゃないんだからね!』



――?どう言うことだ?



『あっ……あははは……(汗)な~んでもな~い』



――引っかかるけど……まっ、いっか……

とにもかくにも、俺は、シ-ラを改めてみる。



「ともかく、心配かけた見たいだな……ごめん」

「あ、ううん……そんな事…あっ」



その時シ-ラの顔が真っ赤になる。

俺は、どうしたのかと聞こうと思ったが、その前にシ-ラは駆け出してしまった。



「あっ、お~い!シ-ラ!……俺なんかしたか?」



どうして逃げたんだろう……?

そう思った時に、以外にも、心の声から反応があった。



『あのねぇ……あれだけ、奥手の娘が夜中に二人っきりでいたのよ?……少しは女心を知りなさい?』

「そう言うものかねぇ……」



俺は、思わずして口に出してしまった。







ちなみに、この後、アリサさんに俺は少し叱られたのだった……

理由は、怪我をしているのに病院を抜け出したからだ。

……仲間内でもかなりこっぴどく起こられたし……

くそぉ!俺がやったんじゃねぇ!




登場人物達の座談会


魔龍:ようっ!魔龍 銀だ。

トリ-シャ:は~い。トリ-シャだよぅ

シ-ラ:あ、あの……

パティ:パティ・ソ-ルよ!みんな元気?

アレフ:アレフ・コ-ルソンだっ、全国の女の子達っ元気かぁい?

シ-ラ:あ、あのね……ま…

トリ-シャ:今回は、いきなりハ-ドだったね~

パティ:うんうん……魔龍なんか大怪我してるし……

魔龍:……でも、ま、本来なら絶対にありえない怪我なんだけどね……そこら辺はご割愛ってことで(詳しくは、MASUTER CROSSで)

シ-ラ:あのね……魔龍君……

アレフ:ふぅ……シ-ラ、そんな奴ほっといて、俺とデ-トでも……

SE:バキィ!

アレフ:きゅう~(@@)

魔龍:誰が、そんな奴だって……?しかも、シ-ラとのデ-トだと?そんな事、この俺が絶対に許さんっ!!!

シ-ラ:ま、魔龍君(♯^^♯)

魔龍:へっ?あ、その……そ、そ、そう言う意味じゃなくて……え~と。

トリ-シャ:あ~あ、らぶらぶ(死語)だね。

魔龍:ち、違うっ!

シ-ラ:えっ……

パティ:どう、違うって言うのよ?

魔龍:だ、だからっ、そうじゃないってば!

シ-ラ:……………

魔龍:……シ-ラ?

シ-ラ:そんなにむきになって否定しなくても……

魔龍:うわぁっ!だからっ!

以下エンドレス……

魔龍:じゃねぇっ!

御後がよろしいようで……

魔龍:よろしくねぇぇぇぇぇぇっ!
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  1. 2006/09/04(月) 00:23:01|
  2. 漆黒の騎士・魔龍 銀物(悠久)
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魔龍 銀

Author:魔龍 銀
とりあえずいつもボコられている。
けどすぐに復活する、流れのSS作家(笑)
カードゲームとか大好き。
同じ名前の主人公が居るけど作者とは別人。

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