始まりという名の終わり

魔龍 銀が同名だけど同じ名前の主人公を困らせるサイト…の、はず? 最近は恭也を困らせてるなぁ……(ちょっw

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ナイトウィザード~光と闇の狭間~閑話休題1


――――時空管理局・本局

二大勢力の一つ――――通称『海』と呼ばれる方の部隊の、本部である。

‘海’、と言っても別に本当の‘海’ではない。

世界観と世界観の移動、つまりは次元航行をするために作られた部隊のため、‘海’と呼称されているのだ。

そして、そこには、出るときとは比べ物にならない程にボロボロとなったアースラの姿があった。

――――アースラが帰ってきたとき、その姿を見た局員は愕然とした。

オーバーSが複数……しかも、リミッターはかけられていない状態でこの船は航行したのだ。

それが、ボロボロになって帰ってきたのだ。 誰でも驚くだろう。

そして、当然、彼女達も慌ててやってきていた。

――――夜天の騎士・ヴォルケンリッター。

それは、夜天の王である、八神はやてに仕えるベルカの騎士達である。

着艦した船を見たヴォルケンリッター達は更に愕然とするしかなかった。

なにせ、アースラがまるで暴風に――――いや、Sランク魔法を複数直撃したような惨状になっていたのだ。

一体、強固なシールドをもつ戦艦を、どうやったらこれほど傷つけられるというのだろうか?

――――そして、中にいる人員達は無事なのだろうか?



「主っ!」

「あ、ちょっと、シグナム!」

「はやてーーーー!!?」

「ヴィ、ヴィータちゃんも!? ああ、もう!」



この惨状を見て、いてもたってもいられなくなったのだろう。 焦った表情で、アースラ内部に入る為に扉の方へと向かって行く。

だがその時、偶然か必然か、扉が自動的に開いた。

そこから姿を現したのは――――



「!! エイミィ!?」

「! エイミィ! はやては無事なのか!?」



二人の姿を見て、エイミィは全身の力が抜けたのだろう、 よろりと揺らめいた。

慌てて支えに入る二人に遅れて、焦った様子でシャマルがエイミィの体を見る。



「――――少し、衰弱してるけど大丈夫、命に別状はないわ……」

「――――シャマル、さん。 私よりも、艦長やはやてちゃん達を」

「……主に、主に何かあったのか!?」



その言葉を受けて、エイミィは顔を俯かせた。

ぽたりぽたりと、彼女の瞳から涙があふれ出てくる。



「――――フェイトちゃんとはやてちゃん、それに艦長――――お義母さんは、魔力の枯渇で身動きが取れないの、そして、なのはちゃんは――――」



――――言えなかった。 その後の言葉は、必死に言葉にしようとするが口からはパクパクとまるで魚のようにするだけで、言葉が出なかったのだ。

――――そして、なのはの異常に、この場で最も敏感な少女が焦ったように言葉を放つ。



「なのはが――――なのはに何かあったのか!?」

「な、のはちゃん……は……」



この場にいる、ヴォルケンリッター……先ほどから一切喋ってはいない、ザフィーラもふくめ、エイミィの言葉を待つ。

エイミィは、心が悲鳴を上げそうになるのを必死に堪えながらも、必死に言葉を搾り出す様に放つ。



「……大怪我を負った上で、次元の闇の中に……」

「「「「!!?!??」」」」

「お、おい、冗談だろ!?」



一瞬感じた全身から体力が抜け落ちるような感覚を必死に抑えて、ヴィータはエイミィに詰め寄った。

体から気力が抜けきったのだろう、ダランと全身から力を抜いているエイミィを見て、流石にザフィーラが人型になり、止めに入る。



「――――ヴィータ、止めろ!」

「――――!」


ザフィーラの一括に、ようやっと我に返り、ヴィータは感情を必死に押さえつけた。

これぐらいは出来なければ、ヴォルケンリッターとは名乗れないのだから。

その様子を見て、一息大きく吸い、シグナム自身もまた心を必死に押さえつけてエイミィに聞いた。



「一体何が起きたのだ、エイミィ……? 主はやてや、高町なのは、その上にテスタロッサに、リンディ提督までいたのだ――――それ程の、大艦隊に襲われたのか?」



この四人を本気で潰すのなら、同様にSランクからSSクラスを4・5人は連れてくるか、次元世界一つの軍隊全体を持ってくることなどをしない限り不可能だろう。

だが、当然のことながらエイミィは首を振った。

――――そう、敵は、軍隊などではないのだ。



「――――り、です」

「え?」

「たった……一人の相手に、フェイトちゃんも、なのはちゃんも、はやてちゃんも、お義母さんも敗れました……」

「な……に……!?」



一人。

そんな化け物が存在するのだろうか?

今上げた名前の実力は、管理局員の中でも屈指の実力を持つものたちばかりだ。

はっきり言えば、管理局内でも規格外の正真正銘の規格外と言って良い。



「一人って……そんな、馬鹿な」

「――――」



広い、ただ広いその空間にヴィータの声が、むなしく響いた。
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  1. 2008/09/01(月) 22:41:13|
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魔龍 銀

Author:魔龍 銀
とりあえずいつもボコられている。
けどすぐに復活する、流れのSS作家(笑)
カードゲームとか大好き。
同じ名前の主人公が居るけど作者とは別人。

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